問 題…
日本初の「ドライブスルー」を設置し、販売した食べ物は何でしょうか?
①牛丼
②海苔
③ハンバーガー
こたえ…
②海苔です。
現在では当たり前の存在となっている、ドライブスルー。
ハンバーガーやフライドチキン、牛丼といったファストフード店を中心に、車から降りずに、買い物ができる便利なサービスは、コロナ禍を機にさらに拡大しています。
東京・日本橋室町にある老舗の海苔屋、山本海苔店では、1965年に日本初のドライブスルーを開始しました。
ギフトに力を入れ始めた百貨店に対抗するため、「クルマに乗ったまま買い物ができると便利だろう」と駐車場に設置したのが始まりで、「ドライブイン」と呼んでいました。
残念ながら、このドライブインは1991年の新館建設にともない終了しています。
開始当時は、百貨店の閉店時間が午後6時だった中、ドライブインは正月以外、年中無休で午後8時まで営業しており、重宝されたそうです。

今、公共交通機関での移動や観光地での密を避けるため、マイカーで楽しめるドライブスルーサービスが注目を集めています。
ドライブスルーといえば、ファストフード店のイメージが強いですが、ドライブスルーサービスはファストフードだけではありません。ちょっと聞き慣れない、ユニークなドライブスルーも存在します。
今回は知っていたら一度は行ってみたくなる、一風変わったドライブスルーを紹介します。
愛知県日進市にはなんと日本でたった1か所の「ドライブスルー公衆電話」があります。

ドライブスルー公衆電話は、1987年(昭和62年)に長野県で初めて登場しました。携帯電話が普及する前で通信手段の主流が公衆電話だった時代に、公衆電話がドライブスルーで使えるよう設置されました。
日進市にドライブスルー公衆電話が設置されたのは、1989年(平成元年)12月です。当時、ドライブスルー公衆電話が全国各地に設置されていました。
しかし、時代の変化とともに、公衆電話に対するニーズも変化します。
総務省の発表する情報通信白書によると、国内の公衆電話総数は2000年(平成12年)で約73万台ありましたが、2021年3月末時点における日本国内の公衆電話総数は14万5643台と大幅に減っています。
そんな中、日進市のドライブスルー公衆電話も設置から約31年が経過し、時代の変化とともに消滅してしまうのでは…と心配する声が上がっていましたが、設備の補修を続けて、ドライブスルー公衆電話を残しています。
ところで、災害時における公衆電話の重要性を知っていますか?災害時などの緊急時において、電話が混み合い、通信規制が実施される場合であっても、公衆電話は通信規制の対象外として優先的に取り扱われるからです。
さらに、災害が大規模に及ぶ場合は、公衆電話が無料化されます。
携帯電話が主流の時代ですが、24時間365日利用できるドライブスルー公衆電話は、災害時のためだけでなく、使う機会が減った公衆電話を、ドライブスルーで利用するという他にはない体験を味わえる場所として、今後も残していくそうです。
お近くを通られた際にはぜひ一度見ていただければと思います。

通常の約2倍である140cmの長さがあります。(写真提供:NTT西日本)

〈出典:必要なの? ラーメンや公衆電話、仏壇まで!? 意外性抜群のドライブスルー5選 | くるまのニュース (kuruma-news.jp)〉
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