車を運転していると必ず通るのが「交差点」です。
多くは十字路ですが、5本以上集まると「多叉路・多差路(たさろ)」と呼ばれ、道路の本数に応じて「五叉路・5差路(ごさろ)」「六叉路・6差路(ろくさろ)」「七叉路・7差路(ななさろ)」…と呼ばれる場合もあります。
7本以上が集まる交差点はかなりレアであるため『七(つ)辻交差点』と呼び名が決まっており、全国には4か所しか存在しません。
その中でも『東』と『西』各代表の『七(つ)辻交差点』を紹介します!!!
『東代表・七辻交差点』7本の道路が綺麗に集合!

東京都大田区にある七辻交差点は、南六郷一丁目、東六郷一丁目、南蒲田二丁目、萩中一丁目の4つの地区が隣接する場所です。
メインストリートである七辻入口につながる道路から南西方向の順に時計回りに番号をつけてみましたが、①⑥⑦が両方向OKの対面通行、②と④が退出のみの一方通行、③と⑤が進入のみの一方通行になっています。
周囲は民家や商店が密集する住宅街で、どの道路も道幅はそれほど広くありません。

(写真提供:大田区役所HP)

(写真提供:大田区役所HP)

(写真提供:大田区役所HP)
ぐるっと見るとおわかりのように、この交差点には信号がありません。この交差点は複雑すぎ、かつ優先順位もわかりづらいため、交通事故が多いに違いないと勝手に想像していました。
しかし、何年もの間、事故らしい事故はほとんど起きていません。
⑥と⑦の角に「日本一ゆずり合いモデル交差点」の看板が立っています。

①と②の角に立つ八百屋のご主人によると、15年ほど前に一度だけ大きな事故があったが、それ以外では大きな事故の記憶はほとんどないそうです。また、車はかなり慎重に走っているので、かえって事故が起きていないそうです。
また、これまでに何度か信号設置の話が持ち上がったこともあるが、道路が複雑すぎることや、交通量、事故の件数などから信号は必要ないとの判断に至り、これまで信号が付けられたこともないそうです。
この「ゆずり合いモデル交差点」を見習って、心にゆとりのある運転を心がけたいものです。
『西代表・七つ辻交差点』世にも珍しい9本の道路!

大阪府河内長野市にある七つ辻交差点は「国道170号(旧道)」・「国道310号」・「国道371号」・市道が交差しています。
しかし、実際には小さい路地を入れて8つの道路が交差しています。
さらに、少しだけ東に離れた長野商店街西商栄通りも加えると、実に9つの道路が交差しているという日本でも非常にレアな交差点です。
③の国道371号はここが起点となっており、交差点の北側にはそれをあらわす標石も建てられています。国道は南に向かって約200キロ走り、紀伊半島南端で本州最南端の地としても知られる和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町で終点を迎えます。

〈出典:5差路、7差路、9差路…。「多差路」は何差路まである? | ON THE ROAD (toyotires.jp)〉
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